《完》見つめて! SILVER☆EYES ~狼クンはイケメン転校生~

「銀…………!」



「オマエのそばでオマエを
守るのは、オレだ。

それをきっちり証明して
やったんだぜ?」



「…………っ」



さっきから状況はサッパリ
飲み込めてない。



でも、大好きな人のこの
囁きには、自然と胸が
キュンと締めつけられる。



あたしは草を踏んで銀に
近づいた。



人一人分ほどの距離まで
近づくと、最後は銀が腕を
伸ばしてグイッとあたしを
引き寄せる。



「ちょっと、銀……っ」



涼香もいるのに恥ずかしいよ。


_