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「な―――なんだてめぇはっ!?」



あたしのそばであんぐりと
口を開けちゃってた当麻
クンが、ようやくハッと
してそう叫んだ。



銀はザバザバと水音を
あげて歩きつつそんな彼を
チラッと見やって、



「オレは、オレだ。

お前が闘っていた相手だろーが」



「な―――!?

ふざけんな……ナンだよ、
その髪は……!?」



乱暴な言葉を吐きつつも
混乱は隠しようもなく、
当麻クンは完全にひけた
腰で銀の全身を見てる。


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