「どないしたんや、銀?
なんか気が乱れてきたで」
凰ちゃんも霊狼独自の
感覚で異変をつかんだ
みたいだった。
「オ……オレは、人間だ……」
銀の口から出たのは、
明らかに不自然な弱々しい声。
「ちょ――もしかして銀、
勘違いしてんじゃない?」
涼香が言った。
「勘違い?」
「そーよっ。
当麻の質問の意味。
正体バレたとか
思ってんじゃないの?」
「あ――――…!!」
ホントだ。
もしかしたらそのとおりかも。
_
なんか気が乱れてきたで」
凰ちゃんも霊狼独自の
感覚で異変をつかんだ
みたいだった。
「オ……オレは、人間だ……」
銀の口から出たのは、
明らかに不自然な弱々しい声。
「ちょ――もしかして銀、
勘違いしてんじゃない?」
涼香が言った。
「勘違い?」
「そーよっ。
当麻の質問の意味。
正体バレたとか
思ってんじゃないの?」
「あ――――…!!」
ホントだ。
もしかしたらそのとおりかも。
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