「小桃、大丈夫か?」
銀はしっかりとあたしを
抱き留めて、囁くように尋ねる。
「大丈夫だよ。
ねぇ、どうしてここが
わかったの?」
「オマエが呼んでくれたから。
必死にオマエの気配を探してた。
オマエの意識がオレに
向いたから、声が聞こえた」
「銀………!」
やっぱり思ったとおりだ。
銀はあたしの心の声を、
ちゃんと受け止めてくれた。
「ゴメンね。あたし、
気づくの遅くて……」
_
銀はしっかりとあたしを
抱き留めて、囁くように尋ねる。
「大丈夫だよ。
ねぇ、どうしてここが
わかったの?」
「オマエが呼んでくれたから。
必死にオマエの気配を探してた。
オマエの意識がオレに
向いたから、声が聞こえた」
「銀………!」
やっぱり思ったとおりだ。
銀はあたしの心の声を、
ちゃんと受け止めてくれた。
「ゴメンね。あたし、
気づくの遅くて……」
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