《完》見つめて! SILVER☆EYES ~狼クンはイケメン転校生~

(だ、誰、この人達――…?)



狼狽するあたしの所に、
その人達はニヤニヤ笑い
ながら近づいてきた。



あっという間にあたしは
背の高い彼らに囲まれて
身をすくめちゃう。



「ちょうどよかったぁ。

一度アンタと話して
みたいと思ってたんだぁ」



一人が気持ち悪いくらいの
猫撫で声で言ってあたしの
肩に手をかけた。



あたしはビクッとして
逃げようとしたけど、別の
一人が今度は反対の肩を
押さえて、


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