(な、なんで……?)
翁の祝詞もボリュームを増した。
どんどん速くなる振動。
あたしの緊張も最大限に
達して、思わず手を
引っ込めそうになった
その時―――…。
―――パァァーーン!!
……風船の割れるような
音と共に、光が、弾けた。
「…………っ!!」
まぶたを閉じててもわかる
眩しさに、目を開ける
こともできない。
見えないからわかんないけど――
でももしあの球体が
割れたんだとしたら……。
_
翁の祝詞もボリュームを増した。
どんどん速くなる振動。
あたしの緊張も最大限に
達して、思わず手を
引っ込めそうになった
その時―――…。
―――パァァーーン!!
……風船の割れるような
音と共に、光が、弾けた。
「…………っ!!」
まぶたを閉じててもわかる
眩しさに、目を開ける
こともできない。
見えないからわかんないけど――
でももしあの球体が
割れたんだとしたら……。
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