「オマエに心配してもらう
ようなことは何もない。

問題なくやってるから、
朝が来るまでにさっさと帰れ」



『オマエが学校に来る
なんてとんでもない』と
言わんばかりの口調。



さすがに牧葉が可哀相に
思えたあたしは、つい思い
ついたことを口にしてた。



「学校の写真ならあるよ。

雰囲気はわかると思うから
見てみる?」



「写真……?」



牧葉はよくわからない様子
だったけど、あたしは
写真を出してあげた。


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