(べ、別に銀と二人きりの
時間がすぐ終わっちゃって
残念、とかじゃないけどぉ)
なんとなく凰ちゃんに悪い
気がしてついつい心の中で
言い訳してたら、大きな
ガラス窓の向こうに本人の
姿が見えた。
ピョンピョン跳ねて
アピールしながらこっちに
手を振ってる――ん、
だけど――…？
｢え…………？｣
あたしは窓の外を見たまま
ポカンと口を開けちゃう。
だって――凰ちゃん、
一人じゃないんだ。
_
時間がすぐ終わっちゃって
残念、とかじゃないけどぉ)
なんとなく凰ちゃんに悪い
気がしてついつい心の中で
言い訳してたら、大きな
ガラス窓の向こうに本人の
姿が見えた。
ピョンピョン跳ねて
アピールしながらこっちに
手を振ってる――ん、
だけど――…？
｢え…………？｣
あたしは窓の外を見たまま
ポカンと口を開けちゃう。
だって――凰ちゃん、
一人じゃないんだ。
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