うまく彼方のこと見れない・・・。 だから、視線を下にするしかなくて。 少しの間だったんだろうけど、あたしにはとても長く感じられた。 な なんか言わなくちゃ。 ・・・よく考えてみたら、コレって結構いい機会なのかも。 彼方の気持ちがどうであれ、言わなきゃ前に進めないんだから!! よしっ!ガンバレ、あたし! 意を決して口を開いた。 「あたしね・・・・・・」