誤ると、許してくれた。 ほんと、カワイイんだから。 その後も海を満喫して、肌寒くなった頃家に帰った。 柚恋を家の前まで送った。 「今日はありがとう」 「ううん。また行こっ」 「うんっ!」 「じゃあ・・・。」 俺がそういうと、柚恋は「あっ」と声を出した。 「どうしたの?」 「これ・・・。」 柚恋が取り出したのはキレイに包まれた箱。