‐次の日‐














「あっ陸斗ぉ!!遅くなってごめん(汗)結構待った?」




「今来たとこだよ~!」




約束のファミレスで2人は再会すると、他愛もない話を始めた。






「あっ陸斗もう直ぐ誕生日でしょ!?」






「あっそうだっけ?(笑)」




「…忘れてたんだ?(笑)」




「うん(笑)…ってか、話って?」




陸斗が切り出すと、梨華は真顔になった。






「…そういえば、瑛奈ちゃんと別れたんだって??」




「あ~…うん、別れた。」




「…やっぱり私のせいだよね。」




梨華は陸斗が瑛奈と別れた事を聞いた日からずっと気になっていた。






「(笑)梨華のせいな訳ないじゃん!?

別に、梨華に無理して付き合った訳でもないし、俺が自分の意志でやった事なんだから。

俺が全部悪いんだよ。」




「でもッ私が…」




「俺が大切なモノに気付かずに、瑛奈を傷つけたんだから

フラレて当たり前だし、梨華は何も悪くないよ☆」




梨華の言葉を途切るように陸斗は笑顔を見せた。