「瑛奈ちゃんって山下君達と仲良いの?」




「仲良いとゆうか親同士が仲良くて、小さい頃からずっと一緒だったからね☆」




瑛奈は陸斗と同じクラスになりホッと息をつき、自分の席に着くと周りの女の子達と自己紹介などして直ぐに友達になっていた。






「いいな~♪山下君みたいな幼馴染みほしい♪」




「そうかなぁ?(笑)」




羨ましそうに話す友達に瑛奈は笑顔を見せた。






「へぇ~!桜井さんって山下と幼馴染みなんだ?

俺は山下が羨ましいよ!桜井さんと幼馴染みで♪」




瑛奈達の会話を割り込むように、隣の席の男の子が話し掛けてきた。





「(笑)ありがと。」




瑛奈は男女関係なく周りのクラスメイトと仲良くなり、直ぐ打ち解けていった。