‐数日後‐














「…今日は瑛奈ちゃんと会わないのぉ?」




「…うん。友達と出掛けるって言ってた。」




「そっか♪じゃあ、今日はゆっくり2人でいられるね♪」




カラオケの音の中、陸斗はいつもの様に梨華と過ごしていた。









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「カラオケ久しぶりだぁ~♪」




「きぃちゃん最近ずっと陸斗君と一緒だもんね♪いつもデートって何してるのぉ?」




「ん~…色々(照)」




瑛奈は久しぶりに友達の夏菜とカラオケに来ていた。






「あっ…あれって陸斗君じゃない?」




「えっ何処!?あっ…陸斗…。」




「おっ瑛奈!?廣瀬さんこんにちは☆…2人でカラオケ?」




陸斗と梨華がカラオケを終え部屋を出ようとした時、瑛奈達と偶然に遭遇してしまった。






「うん。…陸斗は?」




「…俺達も同じ☆んじゃ、瑛奈また後でメールするから♪廣瀬さんもまたね☆」




「あっ…うん。またね☆」




瑛奈は何も言う事が出来ないまま、陸斗はその場を後にした。