「…綾香ちゃん
…お礼をしたいのはきぃの方だよ
…きぃは綾香ちゃんに何かしてあげられたのかな?
…きぃは綾香ちゃんの笑顔に沢山助けられたよ。
…本当の妹みたいだったよ
…ありがとうね。
きぃ…綾香ちゃんの分まで沢山のモノを見たい
…頑張って生きたい
…でも…不安なんだ…怖いんだ…
最近全然眠れなくて
…寝ちゃったらもう二度と起きれないんじゃないかって。
…身体もどんどんゆう事利かなくなってきてて
…綾香ちゃん…
…きぃ、もっと強くなりたい
…死にたくないよ…」
瑛奈は涙で滲んだ空を見つめながら…
綾香に話しかけていた。

