「…絶対に幸せになれよな。」
「ッうん。…海斗ありがとね。
…陸斗との事でいつも辛い時
話を聞いてくれて、励ましてくれたのは海斗だった。
…海斗がいたから、陸斗ともう一度やり直そうって思えたんだよ。
…絶対に海斗も幸せになってね。」
黙って海斗の話を聞いていた瑛奈は口を開いた。
“チュッ”
「瑛奈ありがと。」
「…ッ海斗ありがとう。」
海斗は立ち上がると、瑛奈の額に優しくキスをした…
最初で最後のキス…
「うん。…じゃあ、次は由奈と一緒に来るから♪」
「…うん、またね♪」
海斗はそれだけ言うと、病室を後にした。
海斗は多分、瑛奈への気持ちをスッキリさせる為に来たのだろう…
瑛奈の表情を見て確信した。
瑛奈は陸斗に任せようと…
由奈を好きな気持ちだけを大切にしていこうと。

