‐数日後‐














「瑛奈早く行くよ!」




「海斗ちょっと待ってよぉ!

あっ陸斗ごめん、今日は生徒会あるから先帰ってて♪じゃあね♪」




瑛奈と海斗は生徒会役員の為、陸斗と一緒に帰れない日が多かった。






「…んじゃ、カラオケでも行くか♪」




「そうだな☆」




そんな日は陸斗は一也と圭吾達と帰っていた。






「陸斗~♪一也~♪圭吾~♪今日一緒に遊ぼ♪」




陸斗達が放課後の予定で盛り上がっている中、2つ上の学年の女子達が迎えにきた。






「お~!梨華じゃん!俺達カラオケ行くんだけど一緒に行く?」




「うん♪行く行く♪」




学年でも人気で目立つ存在だった陸斗達は、先輩からも人気があり、よく遊びに誘われる事があった。