‐数日後‐














「きぃちゃん、遊ぼ♪」




「あっ綾香ちゃん♪そんなに走ったら危ないよ(笑)」




相変わらず瑛奈は外には出ようとはしなかったが、病院で友達が出来ていた。






「あら、小さいお友達ね(笑)綾香ちゃん、瑛奈と仲良くしてあげてね♪」




「うんっ!あや、きぃちゃん大好きだもん♪」




亜希子の言葉に、綾香は満面の笑みで答えた。






隣の病室の綾香は小学3年生で、瑛奈と仲良くなってからはこうして毎日、瑛奈の病室に遊びにきていた。