‐放課後‐














「陸斗~!久しぶりに、男同士でもいいから、カラオケ行かない♪?」




「って、どうせ女も呼ぶんだろ?(笑)」




一也の珍しい発言に、陸斗は思わず突っ込みを入れた。






「あっバレた?(笑)男同士はやっぱ寂しいからな~♪」




「バレるってか、一也=女付きだから(笑)…んで、誰誘うんだよ?」




「さすが陸斗!やっぱりお前は話が分かる奴だよ♪…さて、誰を誘うかな~♪」




陸斗は呆れながらも渋々承諾すると、一也は笑顔でクラス中を見渡し、物色を始めた。









「…陸斗君?」




「?…そうですけど。何?」




一也が誘う相手を物色している姿を、呆れながら見ている陸斗に、女子が話しかけてきた。