「あぁ、きぃちゃんね☆亜希ちゃんのお父様の具合が良くないらしくて…

そのお世話で亜希ちゃんが実家に帰るのに、きぃちゃんも一緒について行ったらしいわよ♪」




「…そうなんだ…いつまで行ってるの?」




瑛奈の事が気になっていた海斗はリビングに行くと、智美に事情を聞いていた。






「さぁ…何か時間かかるような事言ってたわ。

ママも亜希ちゃんときぃちゃんに会えないなんて寂しいわ。」




「…そっか…」




智美の言葉に、海斗は安心しながらも、何処か納得がいかなかった。








「(…何で瑛奈もついて行ったんだ?…学校あるのに…)」




学校の事や携帯が繋がらない事…




そして何よりも、自分や陸斗に何も言わずに行ったとゆう事に、納得がいかない部分が沢山あった…




でも、他に理由が思い付かない海斗は、納得するしかなかった。