「…瑛奈…」 無我夢中で何時間もネックレスを探した陸斗は、結局見つける事が出来ず… 海を後にし、瑛奈の家へと向かっていた。 === 「…ッ瑛奈…(…駒井?)」 陸斗が瑛奈の家の近くに行くと、見てしまった… 瑛奈が駒井に抱き締められている姿を。 「…駒井先輩…」 「ッあっごめん(汗)…ッ今日はもう帰るな。…ッまた来るから。」 瑛奈が戸惑いながら声を掛けると、我に返った駒井は抱き締めていた手を離した。