‐数日後‐














「土曜日は冬季大会だから、みんな体調を整えておくように。じゃあ、今日は解散!!」




『お疲れ様でした~!』




土曜日に迫った大会の最終調整を終え、早めに部活を切り上げた。









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「きぃちゃん何やってるの?」




「マッサージ!!最近むくみが酷くてさぁ(泣)浩美ちゃんはむくみとかない~?」




部活を終え、更衣室で念入りに手足をマッサージしている瑛奈に、浩美が不思議そうに聞いてきた。




浩美は高校に入り、同じクラスの同じ部活とゆう事もあり、仲良くなっていた。






「浩はむくみはないけど、もっと細くなりたい(泣)きぃちゃんが羨ましいよ~!」




「きぃは浩美ちゃんが羨ましいよ!…きぃももっと大きくなりたい(泣)」




瑛奈は浩美の胸を見ながら羨ましそうに言った。




浩美はポッチャリ体型だが、瑛奈にとっては羨ましかった。






「何でよ(笑)きぃちゃんも小さくないじゃん~?」




「うん…陸斗がね…(怒)これでも成長したんだけどね!」




笑顔で話す浩美に、瑛奈は頬を膨らませながら言った。