‐次の日‐














「本当に今日はありがとうございました♪勉強にもなりました。」




「喜んでもらえて良かったよ☆…この後ご飯…」




「ッ瑛奈!」




「…陸斗?!どうしたの?」




駒井の言葉を途切るように陸斗は現れ、声を掛けた。






「…近くまで来たから。…帰るぞ。」




「陸斗ッちょっと待ってよ!あっ駒井先輩スイマセン(汗)

…また月曜日に部活で☆

今日は本当に誘って下さってありがとうございました♪」




「…あっうん。じゃあ、部活で。」




陸斗の後を追うように、瑛奈は駒井にお辞儀すると、走り去っていった。




食事に誘おうと思っていた駒井だが、何も言えずに2人を見送る事しか出来なかった。