「ごめんごめん(笑)…でも、海斗も同じなんじゃないかな?」




「…えっ?」




陸斗は真剣な表情を見せた。






「…海斗も由奈ちゃんの事を顔や見た目で選んだんじゃないと思うよ☆

由奈ちゃんも知ってると思うけど、海斗はそうゆう奴じゃないから。」




「…ッでも…本当に私は海斗の傍にいていいのか不安で…」




「海斗が由奈ちゃんを選んだんだから大丈夫だよ!

海斗はあんまり感情を上手く伝えられなかったりするかもしれないけど、

由奈ちゃんを大切に想ってると思う。

由奈ちゃんは全然感じなかった?」




「ッううん。…海斗、本当に優しくて、大切にしてくれてる。」




陸斗の言葉に、思い返したように、由奈は涙を浮かべながら微笑んだ。