‐数日後‐














「陸斗早く帰ろう♪」




「おう!!ちょっと待って!」




瑛奈の具合はすっかり良くなり、いつもの日常に戻っていた。






「あの2人、元サヤに戻ったんだな♪」




「俺、瑛奈ちゃん狙ってたのにな~!」




陸斗と瑛奈が仲良く帰っていく姿を見て、一也と圭吾は嬉しそうだった。






「はぁ?!一也それ本気で言ってんの!?」




「冗談に決まってんじゃん(笑)」




「だよな(笑)やっぱあの2人が一番お似合いだよな~!」




「あぁ(笑)」




2人の幸せそうな姿を見て、一也も圭吾も嬉しそうだった。






陸斗と瑛奈を好きな人は沢山いたが、誰も文句を言う人はいなかった。




それほど2人はお似合いで、いつも一緒にいる事が当たり前だと思う位の仲だったからだ。