‐次の日‐














「陸斗♪早く起きてよ~!」




「ウ~ン…あれ?瑛奈…何でいるん?…熱下がったん?」




次の日、朝早くに瑛奈は陸斗の部屋へとやってきた。






「昨日病院で貰った抗生剤飲んだら、熱下がったよ♪」




「…そっか…良かっ…たZzzz」




目を覚ました事に瑛奈は嬉しそうに話し始めると、陸斗はもう一度眠りについた。






「…ウ~(怒)…こんなにカワイイ女の子が部屋に来てるのに寝ないでよ!!」




「…え!?カワイイ子!?…何処にもいないじゃん。」




不機嫌そうにする瑛奈に陸斗はそっけなく言った。






「…Zzzz~」




「(怒)もう陸斗…嫌い。」




眠りについてしまった陸斗に、瑛奈は不機嫌そうにベットから腰を上げて立ち去ろうとした。






“グイッ”




「キャッ!!…陸ッ。」




「シーッ!!…もうちょっと寝かせてね。」




立ち去ろうとした瑛奈の腕を掴み、ベットに押し倒した。






「…陸斗…離して?」




「…Zzzz。」




ベットに押し倒した瑛奈を横に寝かせると、陸斗は瑛奈を抱き締めながら、もう一度眠りについた。