「(汗)今言った事は忘れ…!?えっ!?…今何て言ったの??」




「いいよって言ったんだよ☆」




驚いて聞き直した由奈に、海斗はもう一度言った。






「…本当に??」




「(笑)うん☆…何処で勉強する?」




半信半疑な由奈に、海斗は笑顔を見せた。






「…えっでも、海斗君も勉強あるだろうし(汗)」




「一緒に勉強しよ。…教えてると自分の復習にもなるし☆」




自分で言っておいて、遠慮がちな由奈に、海斗はもう一度言った。






「…うッうん!!海斗君と勉強したい!!(照)」




「フッ!大袈裟だよ(笑)…場所は俺の家でいい?」




「…えっいいの?」




「うん、母さんとか妹もいるけど☆

もしかしたら陸斗もいたらウルサイかもしれないけど…

結城さんが嫌じゃなかったら。」




嬉しさを隠しきれない由奈に、海斗は笑顔で言った。






「嫌じゃないよ!!…嬉しい(照)」




「(笑)じゃあ、明日とかは?」




「うッうん!!明日大丈夫!!」




「…じゃあ、明日10時で。駅まで迎えに行くよ☆」




「ッ海斗君家ならそんなに遠くないから、大丈夫♪

10時に海斗君家ね♪」




「…分かった。道、分からなかったら電話して☆

…じゃあ、そろそろ帰ろうか。」




海斗は由奈との約束をし、頼まれていた用事を済ませると、2人は帰宅した。