「あっ、でもお母さんに買い物頼まれてるんだ。 だから、先に帰っていいよ」


「買い物なら俺も付き合うよ」



えー
優兄と買い物って…


私の心臓がもたないよ…



「だっ…大丈夫だから。 買い物に付き合わせたら悪いし…」

そう言いかけたところで、私の携帯が鳴った。


「あっ、お母さんからだ」