ドキンと心臓が跳ねる。 そんな真剣な顔して言わないでよ。 「つーか、キスとかありえねぇんだけど」 「えっ?」 「我慢してたこっちの身になれ。マジでここで食うぞ」 「え…」 えぇ!? ゆっくり近付いてくるさとるの唇。 ギュッと目を瞑りながらも、受け入れている私の体。 深いキスに、頭がぼうっとする。 甘いキスの余韻を楽しむように、首筋まで滑り降りたさとるの唇。 プチプチと音がして、はっとすれば 私の下着があらわになっていて。 春の暖かい風がふわりと私の肌の上を踊る。 「お前を食べたい」