サクラ誘惑





しねぇの?…って。


こんな展開初めてだから、逃げたくても体が動かないんだよ、ばか!


なんて心の中は強気でも、実際は手も足も震えてるし、


…正直怖かったりする。


「…さくら」


悪魔顔ではなく真剣な表情に戻ったさとるに、どきんと心臓が跳ねてなんだか緊張する。


「お前を抱きたい」


「……え…っ」


「生徒としてじゃなくて、女としてお前を気に入っている」


さとるの瞳が私を捕らえる。


冗談だとは思えない真剣な眼差し。


教師だってわかっていても、やっぱり嬉しいと思ってしまう私は

イケナイんだろうな。