ラーメン代は小田君が支払った。
「ごちそうさまでしたー。」
「違う違う。ご馳走様♪サンタさんって言って」
(小田君~!シャイじゃないんかい!)
長谷部さんはそんなの言えないって顔で見ていた。
菅原君はほくそ笑んだ感じに見えた。
私は「ご馳走様♪サンタさん♪」と言ってみた。
小田君は満足そうに「おう!」と言って微笑んだ。
その微笑む小田君の顔に見とれていたら雪が降ってきた。
私は天に両手をかざして喜んだ。
「雪や~♪」
今シーズン初めての雪だった。
「積もる前に帰るぞー」
(ちぇっ)
クリスマスはあっという間に終ってしまった。
年末は会社の忘年会も控えていた。
会社から程近い商業ビルの3階フロアの居酒屋で忘年会は開かれた。
マユちゃんや渡辺先輩達とはしばらく遊んで居なかったので近くに座って騒ごうと思っていた。
しかしマユちゃんの様子がおかしかった。いつもの明るい感じではなく元気が無かった。
何があったのかも話してくれず居にた。
逆に私が質問されてそれに答えた。
「ねぇ…会社に気になる人とか居る?」
(…あら…私が小田君のこと気にしてるのバレたんかな?)
マユちゃんにこれ以上隠し事をしたくなくて正直に言う事にした。
「いるよ。小田君って人」
それを聞いたマユちゃんは
「へー」とだけ言って立ち去ってしまった。
何だか様子が変なので追いかけてみたが何処にも見当たらなかった。
随分探した後に社員の人に尋ね回ってみると高橋さんなら帰ったよと言われしょーがなく自分の席へ戻った。
(何や、マユちゃん変な感じやな。体調悪いって感じでも無かったし)
私は彼女が気になりながら取り合えず渡辺さんと加藤さんとその他大勢と一緒に飲んでいた。なんだか面白くなくてガブガブ飲んだ。
随分酔っ払ってしまいトイレへ立った時に座敷を見回すと小田君が居なくなっている事に気が付いた。
「ごちそうさまでしたー。」
「違う違う。ご馳走様♪サンタさんって言って」
(小田君~!シャイじゃないんかい!)
長谷部さんはそんなの言えないって顔で見ていた。
菅原君はほくそ笑んだ感じに見えた。
私は「ご馳走様♪サンタさん♪」と言ってみた。
小田君は満足そうに「おう!」と言って微笑んだ。
その微笑む小田君の顔に見とれていたら雪が降ってきた。
私は天に両手をかざして喜んだ。
「雪や~♪」
今シーズン初めての雪だった。
「積もる前に帰るぞー」
(ちぇっ)
クリスマスはあっという間に終ってしまった。
年末は会社の忘年会も控えていた。
会社から程近い商業ビルの3階フロアの居酒屋で忘年会は開かれた。
マユちゃんや渡辺先輩達とはしばらく遊んで居なかったので近くに座って騒ごうと思っていた。
しかしマユちゃんの様子がおかしかった。いつもの明るい感じではなく元気が無かった。
何があったのかも話してくれず居にた。
逆に私が質問されてそれに答えた。
「ねぇ…会社に気になる人とか居る?」
(…あら…私が小田君のこと気にしてるのバレたんかな?)
マユちゃんにこれ以上隠し事をしたくなくて正直に言う事にした。
「いるよ。小田君って人」
それを聞いたマユちゃんは
「へー」とだけ言って立ち去ってしまった。
何だか様子が変なので追いかけてみたが何処にも見当たらなかった。
随分探した後に社員の人に尋ね回ってみると高橋さんなら帰ったよと言われしょーがなく自分の席へ戻った。
(何や、マユちゃん変な感じやな。体調悪いって感じでも無かったし)
私は彼女が気になりながら取り合えず渡辺さんと加藤さんとその他大勢と一緒に飲んでいた。なんだか面白くなくてガブガブ飲んだ。
随分酔っ払ってしまいトイレへ立った時に座敷を見回すと小田君が居なくなっている事に気が付いた。
