次の日の放課後、私はカバンに教科書とノートを入れる。 早く図書室行かなきゃ!じゃないと羅威くんのそばに女の子が! 「多賀峰さん」 名前を呼ばれてビックリした私は 「ひゃいっ!」 なんて、なんとも言えない間抜けな声がでた。 ひゃいって何!?ひゃいって!! そう思いながらも後ろを向いた。 「金峰(カナミネ)くん」 そこに立っていたのはクラスメートの金峰くんだった。