「本当に見てて飽きないね。
こっちおいで、エレベーター乗るよ。」


キョロキョロとかなり挙動不振になりながらも彼の後に続き、エレベーターに乗り込む。


彼は扉を閉め、17階のボタンを押した。


どうやらこのマンションは20階まであるようだ。


わたしの地元には2階建てアパートしかなかったのに・・



そんな事を考えてるとチンという音とともに、扉が開いた。