翌日

「そろそろ来るわ。

幸大君、迎えに行ってあげて。

校門に迎えを寄越すって言ってあるから。」

「学園長、暇なんじゃ、」

「言・っ・て」

「わかりましたよ。」





校門

「まだかな?」

幸大は校門に寄りかかっていた。

「excuse me?」

金髪の少女が話しかける。


「もしかして、あんたが新しい先生?」

「?」

首を傾げる。

「もしかして日本語が解らないのか?」

「look!」

紙を見せる。

『日本語が話せません』

「だろうな。」

「understand?」

「ああ。」

幸大が頷く。

「…。」

少女は笑いながら幸大を見つめてる。

「つまり、俺に英語を話せと?

学園長、謀ったのか?

まぁ、高校の最初くらいまでの会話ならな。」


「…。」

少女が微笑んでいる。


「えーと、

first,

I can not English,perfect

ok?」

少女の笑顔がさらに華やかになった。

「yes!」

「are you new teacher in this school?」

<あんたが新しい先生か?>

「you,too?」

<貴方もこの学園の先生ですか?>

「yes,

my name is Koudai」

<ああ。

俺は幸大だ。>

「oh,

I am christfar」

<あっ、私はクリストファーです。>

「I take you our office room」

<あんたを職員室に連れてく。>

「thank you」