「へぇ。」

「魔力があるから魔法を使う

という段階から、

使うから、魔力を溜める。

という段階にシフトするの。

そして、大量に使う

だから大量に溜める。

そのために魔力の貯蓄量も増やす。


これが魔力の増やし方。」


「俺もやろうかな。」

「幸大君には言ったでしょ?

貴方は魔力と同化できるの。

だから、貴方が生きてるだけで魔力の貯蓄量も増えている。

だから、貴方は魔力の量が遥かに多いの。」


「じゃあ、新しい子も魔法を使えば…」

「それが、貴方の役目。

少しずつでも一気にでも良いから魔法を使わせるの。


ちなみに、新しい子は魔法を使って魔力が無くなると気絶するから、その辺もよろしくね。」