「で、何か用ですか?」

「GWの話し合いよ。」

「水着、買わないと。」

狭山が言う。

「今回は皆、フェアに貸出しの水着にしましょう?」

学園長が提案する。

「フェアにって?」

幸大が聞く。


「例の勝負よ。

夏は、好きなので良いけど、最初のうちはフェアにいきましょう。」


「あの、僕は?」

石動が聞く。


「涼ちゃんも女の子として行きましょ。

何かあっても魔法使いのサポートがあれば平気よ。」




女性たちがワイワイ話すので幸大は蚊帳の外だった。


「俺の部屋に集まる必要なかっただろ。」