「聞きたい?」
学園長が不敵な笑みを浮かべる。
「聞かせて…ください。」
「好きだからよ。」
「はいっ!?」
「お兄さん、黙ってて!」
「すみません。」
「な、が、学園長、が、だだ誰を?」
「幸大君。」
「ま、まま、待ってください。
学園長が抱きついた理由は岡田先生のことを好きだから、ですか?」
「そうよ。」
「お二人はお付きあいは?」
「してないわよ?」
「じ、じゃあ、何で抱きついたんですか!?」
「アプローチ、かしら?」
「アプローチって…」
「勝手に身体が動いちゃう時ってあるでしょ?」
「そーゆーのはよくないです!」
奈都が怒った。
「何かいけないかしら?」
「だって、学園長が、お兄さんとなんて、いけません!」
「あら?
私は学園長、つまりこの学園の教師よ?
幸大君も教師よ?
教師同士が結婚ってよくあるわよ?」
「…。」
「奈都が正論言われて固まったか。」
幸大が呟く。
「追い討ちをかけるけど、
教師と教え子の方が社会的には問題じゃないかしら?」
「…。
は!?」
奈都が意識を取り戻す。
「私はそんなの問題だと思ってません!」
「じゃあ、私が幸大君にどんな感情を持とうと問題ないわよね?」
学園長が不敵な笑みを浮かべる。
「聞かせて…ください。」
「好きだからよ。」
「はいっ!?」
「お兄さん、黙ってて!」
「すみません。」
「な、が、学園長、が、だだ誰を?」
「幸大君。」
「ま、まま、待ってください。
学園長が抱きついた理由は岡田先生のことを好きだから、ですか?」
「そうよ。」
「お二人はお付きあいは?」
「してないわよ?」
「じ、じゃあ、何で抱きついたんですか!?」
「アプローチ、かしら?」
「アプローチって…」
「勝手に身体が動いちゃう時ってあるでしょ?」
「そーゆーのはよくないです!」
奈都が怒った。
「何かいけないかしら?」
「だって、学園長が、お兄さんとなんて、いけません!」
「あら?
私は学園長、つまりこの学園の教師よ?
幸大君も教師よ?
教師同士が結婚ってよくあるわよ?」
「…。」
「奈都が正論言われて固まったか。」
幸大が呟く。
「追い討ちをかけるけど、
教師と教え子の方が社会的には問題じゃないかしら?」
「…。
は!?」
奈都が意識を取り戻す。
「私はそんなの問題だと思ってません!」
「じゃあ、私が幸大君にどんな感情を持とうと問題ないわよね?」

