湿った冷たい空気
白い息溶け込む
溢れ出た雨粒 頬伝わぬよう
今日も空見上げた

息苦しいほど焦がれてて
まっすぐなんて見れなくて

二人を隔てる厚い壁
触れることすら許されない
そんな勇気見つからず

どんなに泣いても
どんなに叫んでも
この思いが届くことはない
ならばせめて消して
それさえも叶わず


せめてもの妥協の席
何も知らない笑顔
挫折を恐れ 失うことなかれと
今日も瞳閉じた

歩けないほど焦がれてて
まっすぐなんて見れなくて

大きなあの傘の中
私の知らない笑顔二つ
今日も寄り添っている

どんなに泣いても
どんなに叫んでも
この声が届くことはない
例え雨が止んでも
曇った空は変わらず


声はすべて飲み込むから
いっそ瞳閉じるから
思い続けることは罪ですか?
それ以上は望まない


どんなに泣いても
どんなに叫んでも
この声届くことはない
例え涙が枯れても
曇った心は変わらず

どんなに泣いても
どんなに叫んでも
この思いが届くことはない
ならばせめて消して
それさえも叶わず


今日も空見上げた