毎日毎日、送った。
他愛もないことを…。


仙台を出る日が近づくにつれて、優への期待と、信への罪悪感を感じていた。


信から、

ガチでおまえどっか行くの?


ってメールがきたから


何が?


って返した。


アタシはしばらく仙台に‘いる’ことにするから。


ちょっとした復讐であって、悪戯であって…。


アタシのいなくなった穴を、どう埋めるのか、知りたかった。