泣き虫Memories

亜美がいなくなった病室は、また昨日の夜のように寂しくなった。

いつの間にか、僕の涙は止まっていた。
亜美のお陰で、不安と恐怖は薄れていった。

強引で、たまに怖かったけど、それ以上に優しいくて、笑顔が眩しい女の子。それが亜美だ。
あの笑顔が、僕を安心させてくれた。

亜美の笑顔は、魔法の笑顔なんだ…。