王子は、バカだよ。 『それよりもココ痛そう。』 自分の口元あたりを指差して王子に言う。 「痛くないんで大丈夫です。」 『そう?』 「はい。」 『じゃあいいや。』 「それよりも顧問の先生来ましたよ?」 『えっっ本当だ・・・ありがとう。話相手になってくれて。』 「いえいえ、では僕もそろそろ戻りますね。」 それから、真美が戻ってきて夏目くんの話を沢山喋られた。 「姫野、早乙女、お前らはそんなにイケメンと喋りたいのか?」