苦しみの(涙)




こうして側にいるだけで喜ばしいことなのに、


俺はどんどん欲深くなっているようだ




もっと話していたい

もっと触れていたい

もっと側で感じていたい





欲望や願望がつのってつのって




「龍樹、早く起きてよ。
俺はこんなにも待ち焦がれてるんだから。」






滝へ向けて一礼してその場を後にした。