こうして側にいるだけで喜ばしいことなのに、 俺はどんどん欲深くなっているようだ もっと話していたい もっと触れていたい もっと側で感じていたい 欲望や願望がつのってつのって 「龍樹、早く起きてよ。 俺はこんなにも待ち焦がれてるんだから。」 滝へ向けて一礼してその場を後にした。