あいつはたいそう苛立ちげな瞳で睨んでくる。 「俺や龍樹がなんと呼ばれ、どんな一族か知ってるか? 太古の昔から生き、その力、姿は人智を超えた異形のものたち……。 水を司るもの【龍神】 俺たちは龍神の血をわけあっている兄妹なのさ。 そして、その血は濃く受け継がなければならない。これでもう解るだろ?」 「兄と妹ならば、その血は濃く受け継がれる…。」 苦虫を潰したような顔をした奴の顔はみものだった。