「龍樹ー!!どこだー!!」 とりあえず大声出して辺りを捜索中だが… 「どこいったんだ?」 依然として姿が見られない。 いつまでたっても俺は捜す身だなと内心苦笑しながら、 まんざらでもないと思う自分がいる。 他のやつに見つけられるぐらいなら、俺が見つけてやる! 無駄であり訳のわからない闘争心を燃やす龍轍だった。