そろそろ学校に着いちゃう。
「…今日会える?」
「おっ。待ってましたー」
ぱちぱちぱち。
手を叩いて言う恭平君を周りの子が見て、
「どこの高校?かっこいいー」
…はっ。
恭平君って、かっこいいんだった…
周りから見えなくなるように
立ち止まって、
恭平君を美紅と向かい合う形にひっぱった。
…けど、だいぶ慎重差があるから恭平君の顔は丸見え。
「…どしたの?」
「あ…いや、」
「ああ、そっか。
寂しくなるもんね。
キスしてほしいのか。」
「え!?いやいやいや…」
近い近い近い〜っ
ぱこっ
「ん?」
「なーにお前ら朝からいちゃついてんだ。」
先生…っ
ナイス!?
