なんて言えばいいのかわからないよ…。 「…」 冷たい風が吹き抜ける。 「そういえば、寒いね…」 「俺はあったかいけど」 「…っ」 恭平君は体を起こして、 わたしは恭平君の上に座る形になっている。 退けようと思っても 背中に腕を回されていてできない…。 顔が真っ正面にあって直視されていて、恥ずかしい// 「なか、入ろっか。」