私たちの他に誰もいなくて 二人で盛り上がっていたら 「きゃ…っ」 小さな遊具に足をひっかけてころんだ。 ドンッ 「…? …!!ごめ…っ」 恭平君が庇ってくれて下敷きに。 「いてて」 「ごめんねっ大丈夫?」 「………ぷっ」 「え」 「ははははは! ほんとドジだーどうする美紅ちゃん」 「な…っ なによぉ〜」 その格好のまま また二人で笑いあった。 「…はぁ。」 恭平君は そう言って涙をふいて私をぎゅっと抱きしめた