その時、恭平君に 手をぎゅっと握られた。 わ…っ// 恭平君は前を向いて映画を観ている。 こんなどきどきして、 落ち着かないのって私だけ? 見終わって歩いていても、 手は繋がれたままで… 「恭平…君。 」 「ん?」 あ…でも、手を繋いでいるのを指摘したら外すのかな。 じゃあ…いいや。 「なんでもない…//」 「なにー かわいー」