「…ふぅ」 あれから三日後の放課後、 バイトの面接を受けに一人で街にいた帰り 「…あれ?可愛いね〜っ」 …? 絡まれた。 あたしを見てそう言った人の後ろからひょこっと人が出てきて、 「あれ…? ……っあ、美紅ちゃん!」 「!」 「恭平…君」 「名前覚えててくれてたんだ」 あの時のかっこいい笑顔で彼は言った。