おとなしくくるまれている腕に自分の腕をからませる。 そして恭平君に寄りかかった。 「…今日の美紅ちん積極的」 「そうかな?」 「うん」 そう言って美紅の髪に頬をすりよせてきた 「恭平君も甘えんぼだね」 「えーいつもと変わんないよ」 「ふふっ それもそっか」 「んだよー」 …しあわせ。 こんな日々が続いてって こんな幸せがどんどん積もっていったら いつか崩れ去ってしまいそうな気がして