―聖Side―
「なぁ流嘉。
今度の土曜さ・・
どっか行かね??」
みんな帰る支度をしていて
ザワザワしてるなか、
流嘉をデートに誘った。
「うん!!
いいよ~♪行こう☆」
やっぱり流嘉の
満面の笑みはめっちゃかわいい。
何て言い表していいか
わかんねぇけど。
「ちょちょちょ!!
流嘉!!!」
おぉ・・河上にラチられた。まぁいいや。
「なぁー聖。知ってる??」
蓮司だ。
「ん??何を??」
「隣のクラスの
原田って居るじゃん??
流嘉ちゃんと
付き合ってるらしいよ??」
・・・・は??
意味わかんねー。
「どういう事??
流嘉、俺と付き合ってるし。」
「だよなー。
俺も意味わかんねぇけど、何かなぁ??
原田が言ってたって
言ってたぜ??」
何かなぁ??って
俺に聞かれても・・・。
つか
原田なに考えてんだ
バカやろー。
「いーや、
流嘉が話してくれるまで
待ってみる。
ありがとうな。
てか俺、
今日用事あるから
帰るわー。
顧問に言ってて??」
「おー。わかったー」

